2022年1月24日の日記
雑談
自宅学習日一日目。自宅学習日とは文字通り、自宅で学習をする日のことである。宿題が大量に配布されたから、この宿題を進めて来週に提出しなければならない。つまり、この一週間は家で宿題をするだけの週だ。
本日の進捗……ゼロ!
ps3を起動して遊んで、外を散歩して、家に帰ってTwitterをしていたらあっという間に時間が過ぎていた。ただの馬鹿なんじゃねえのか。
話は少し変わるが、最近学校でコロナ感染者が増え始めてきたと聞いた。一応来週から学校が始まる予定ではあるが、この調子で感染者が増えていけば来週も休みの可能性が高まる。もし来週が休みになったら……宿題の期限も一週間延びるのだ!最高!!
とは言っても、これは単なる希望に過ぎない。もし「来週休みだ!」って気分でこの一週間を過ごしたら……日曜日に「明日学校ありますよ」と連絡を受けるのがオチなのであろう。何か現実が変わる期待を持ったところで、現実はそう簡単に期待通りにならないのだ。だからこの願いは胸の奥底に押し込めて、願いの通りになったら大喜びし、願い通りにならなかったら「そりゃそうだよな」と納得すればいいのだ。その方が喜びも増えるし、落胆もそこまで無い。
まあ……色々語ったけど、「来週から学校が始まるかもしれない」って思うならまずは宿題を進めるべきである。こんな日記なんて書いてないで、さっさと宿題を進めろ!
はい…わかりました……Twitter開きます……
ストリートアート
歩いていたらあまりにも最高すぎるストリートアートが壁に描かれてあって、すぐに写真に収めてしまった。僕が今まで気づいていなかったから最近描かれたものかもしれないが、もしかすると僕が壁に注目していなかっただけで前からずっと描かれていた可能性もある。
にしてもこの4文字を壁に描くなんて、良いセンスをしている。「うんち」ではなくて「ちんちん」だ。下品さを表したいのなら「うんち」でも描いておけば問題ない。うんちの方がよっぽど下品で汚いのだから。
しかし、ここに描かれた言葉は……ちんちんである。
多分描いたのは小学生だろうか。それとも中学生か。どっちかだろうけど、僕はこれを描いた人のセンスを讃えたい。安易にうんちに頼らない姿勢を僕は尊敬する。
2022年1月15日の日記
2022年になっていた。しかも、2022年になってからもう15日も経っていた。二週間以上も経ったらしい。早すぎる。あまりにも早すぎる。
というわけで今年最初の日記だが、特に題材を決めずにのびのび書こうと思う。これこそ日記ってもんだろう。
共通テスト
共通テストが始まった。僕はまだ受験できる年齢ではないので他人事の出来事としか考えられないが、実はあと二年後に僕も受けなければならないのである。二年間と聞くとまだまだ先は長そうに感じるが、案外短い。コロナが流行り始めてからもう二年経ったし、『パラサイト』を映画館で観て衝撃を受けてから二年経ったのである。あまりにも早すぎる。まだ一年前のようなのに、実際は二年経っているのだ。
(これは『パラサイト』を観た後衝撃のあまり感想が書けなかった時の僕)
(ちなみにこの前に『巨蟲列島』と、この後に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』を観ました)
(二年経つのって本当に早え……)
本音を言えば共通テストは受けたくないが、多分二年後は苦しんで血反吐を吐きながらも共通テストを受けているんだろうな……
創作
小説(というかラノベ)のコンテストに応募するために小説を執筆している。締め切りまで残り三ヶ月を切った。進んだ文字数……なんと、1万4千文字!!
確か最低でも10万字程度は書かないといけなかったから、あと約9万文字を書かないといけない。三ヶ月間の中で!!
死ぬわ。
本当は「無理だ」と投げ出したいところではあるが、精神的にそう簡単に投げ出しきれないのだ。中学生の頃から今も変わらずずっと芸大に行きたいと思っているが、そのためには評価されることと創作の経験を積むことが絶対に必要で……
だからこそ、小説のコンテストに応募して自分が今どのくらいの立ち位置にいるのか知りたい。しかもこのコンテスト、一次を突破した小説には全員審査員からの講評が貰えるらしい。ちゃんとした評価をいうものをまだ貰ったことがないから、だからこそ貰ってみたい。
一次で落ちたら元も子も無いのだが。
冬休みの宿題も無くて全国模試も終わり、期末試験までまだ時間がある今の時期が創作を進めるのには一番最適ではなかろうか。一週間後に英検二級があるが……それはまあ、受かる訳が無いので……
ということで、これから執筆を滅茶苦茶頑張ろうと思う。待ってろ某有名ラノベ会社。
音楽
花譜ちゃんと理芽ちゃんにハマった。二人とも声が凄く良いんですよね〜〜〜〜〜〜声が良い〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おすすめです。
2022年1月15日の日記
2022年になっていた。しかも、2022年になってからもう15日も経っていた。二週間以上も経ったらしい。早すぎる。あまりにも早すぎる。
というわけで今年最初の日記だが、特に題材を決めずにのびのび書こうと思う。これこそ日記ってもんだろう。
共通テスト
共通テストが始まった。僕はまだ受験できる年齢ではないので他人事の出来事としか考えられないが、実はあと二年後に僕も受けなければならないのである。二年間と聞くとまだまだ先は長そうに感じるが、案外短い。コロナが流行り始めてからもう二年経ったし、『パラサイト』を映画館で観て衝撃を受けてから二年経ったのである。あまりにも早すぎる。まだ一年前のようなのに、実際は二年経っているのだ。
(これは『パラサイト』を観た後衝撃のあまり感想が書けなかった時の僕)
(ちなみにこの前に『巨蟲列島』と、この後に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』を観ました)
(二年経つのって本当に早え……)
本音を言えば共通テストは受けたくないが、多分二年後は苦しんで血反吐を吐きながらも共通テストを受けているんだろうな……
創作
小説(というかラノベ)のコンテストに応募するために小説を執筆している。締め切りまで残り三ヶ月を切った。進んだ文字数……なんと、1万4千文字!!
確か最低でも10万字程度は書かないといけなかったから、あと約9万文字を書かないといけない。三ヶ月間の中で!!
死ぬわ。
本当は「無理だ」と投げ出したいところではあるが、精神的にそう簡単に投げ出しきれないのだ。中学生の頃から今も変わらずずっと芸大に行きたいと思っているが、そのためには評価されることと創作の経験を積むことが絶対に必要で……
だからこそ、小説のコンテストに応募して自分が今どのくらいの立ち位置にいるのか知りたい。しかもこのコンテスト、一次を突破した小説には全員審査員からの講評が貰えるらしい。ちゃんとした評価をいうものをまだ貰ったことがないから、だからこそ貰ってみたい。
一次で落ちたら元も子も無いのだが。
冬休みの宿題も無くて全国模試も終わり、期末試験までまだ時間がある今の時期が創作を進めるのには一番最適ではなかろうか。一週間後に英検二級があるが……それはまあ、受かる訳が無いので……
ということで、これから執筆を滅茶苦茶頑張ろうと思う。待ってろ某有名ラノベ会社。
音楽
花譜ちゃんと理芽ちゃんにハマった。二人とも声が凄く良いんですよね〜〜〜〜〜〜声が良い〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おすすめです。
2021年ももうすぐで終わるし、今年読んだ本について振り返ってみませんか?(12月28日の日記)
冬休み二日目。「今日こそは宿題を進めよう」と思っていたものの、結果としては一文字も宿題は進みませんでした。明日からは本当に真面目にちゃんとやろうね。冬休みの期間も短いし。本当に、真面目に取り組もう。
何ならあと一週間ぐらいしかありませんからね。短すぎる。
本の振り返り
高校生になってから……つまり、今年の4月から、読み終わった本を並べるためだけの本棚を作った。これで自分が今年何を読んだのかがわかりやすくなる。そして、振り返りやすくもある。
サイズ的にハードカバーサイズの本は入らないのだが。
今年は合計で約39冊の本を読んだ。漫画は読書メーターで記録したりしなかったりと曖昧なので、漫画の数は省いている。
去年の合計が26冊だったことを踏まえれば読書量が増えたと言っても差し支えないだろう。一般的に見れば少ない方だし、読書好きとも名乗れないが(そもそも名乗るつもりは無い)学生なので仕方ない。映画を観ている時間を読書に充てれば読書量は物凄く増えると思うが、わざわざ映画の時間を読書のために省きたくは無い。
今年は主に『響け!ユーフォニアム』シリーズにハマった年であった。去年『リズと青い鳥』を観てからユーフォにハマってそのままの流れでアニメ版を鑑賞。そして、今年の一月に原作小説を読んで……気がつけば残すはあと三年生編だけになっていた。
やっぱりユーフォシリーズは面白い。青春の青さも苦さも友情も恋愛も、何から何まで愛おしい。逃げることなく人間関係や吹奏楽部の暗い部分をハッキリと描いているのに、読み終わった後にはこの時間が愛おしく感じてしまう。
これが特に顕著に現れたのが『飛び立つ君の背を見上げる』
この本は本当に素晴らしかった。本編中ではあまりフォーカスされないものの、存在感を発揮している夏紀の視点から、南中カルテットの大会後を描く……という、あらすじからして涙が溢れそうな物語だが、読み終わった後は涙が溢れすぎて大変だった。卒業式明けの朝のシーンが一番お気に入り。今思い返しただけでも泣きそうになる。
高校生になって一番最初に読んだ本は『ドクラ・マグラ』であった。
「読んだら気が狂う」と度々聞いていた本だったが、まあそれは誇張宣伝であった。が、物語も演出も今まで全く見たことが無いようなことの連発で、非常に面白い本であった。
本編の半分が論文と関連資料で占められている小説ってこれ以外にあるのか?
もしあったとしても、二番煎じにしかならなそうだが。
同じく「今までに見たことが無いようなミステリー」繋がりでいくと……
アラン=ロブ・グリエによる『消しゴム』もなかなか面白かった。彼は個人的に映画監督としての印象が強いが、小説も独特で彼らしい内容であった。
読者には事の真相が全て明かされているので、あまりミステリーらしくは無い。物語の内容も、端的に言うと主人公が街を歩き回るだけのシーンが大半を占めている。
それなのに全く飽きは来ないし、起承転結も成り立っていて面白いのだ。かなりおすすめの本である。
人生で初めて官能小説を読んだ。『百合ラブスレイブ 私だけの委員長』である。百合小説である。
読んだ感想としては……「日活ロマンポルノ映画ぽかった」って感想が最初に思い浮かんだ。定期的に挟まれる濡れ場、ストーリーは学園物なんだけどとにかく濡れ場が多い。でも、しっかりとストーリーは成り立っている。多分8割は性行為で占められているんだけど、その濡れ場を通して……主人公のギャルと周りから孤立してる委員長が関係を深めていくのが面白い。キャラもしっかりと立っているし、とてもエロなのでおすすめできる。実用性も高い。
同じような小説で言えば『彼なんかより、私のほうがいいでしょ?』と『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を百日間で徹底的に落とす百合のお話』も良かった。この二冊はどちらとも全年齢のラノベなのだが……性描写が物凄い。
言わばどちらとも、カラダで落とそうとする百合のお話である。つまり性描写が多くなるのは必然なのだが、まさか全年齢でここまで描写するとは思ってもいなかった。どちらとも本当におすすめ。こちらも実用性が高い。
今年の悪趣味小説は『隣の家の少女』でした。去年は『ソドムの百二十日』
起きている出来事や汚さグロテスクさで言えば『ソドムの百二十日』の方が何百倍も上なのだが……『隣の家の少女』はとにかく精神的に辛い。
一見6、70年代の青春小説っぽく始まるのがタチ悪い。中盤からは幼い少女が拷問を受けるだけの内容に変貌するのだが……
一応ジャンルは青春小説になっているせいで、日常と非日常が地続きになっているように見えて非常に気分が悪かった。地下室は完全に「非日常」の世界なんだけど、そのすぐ上では「日常」の世界があるし、少女を痛めつけた後は「日常」の世界へ帰っていく。
『ソドムの百二十日』は完全に「非日常」の世界であった。登場人物への共感は一切無く、ただただ巻き起こるスカトロと頭おかしい拷問を眺めるだけの小説であった。
『隣の家の少女』は読者すらもこの事件の目撃者にしてしまう。読んでしまった後は、主人公と同じように地下室の風景が脳に焼き付いてしまうのだ。
正直、絶対に二度と読み返したくは無い。でも、この体験は読んだ人にしかわからない体験だと思うから……一度読んでほしい。後悔することを承知の上で。
『その日、朱音は空を飛んだ』や『ただしい人類滅亡計画』など、まだまだ面白く印象に残っている本は沢山あるが……書くのも疲れたのでここまでにしとこう。
来年は50冊を目標に頑張っていきたい。来年の悪趣味本は……フォロワーさんがおすすめしているあの本にしようかな。
ちなみに、去年の3月に買った『罪と罰』はまだ上巻すら読み終わっていない。
2021年ももうすぐで終わるし、今年読んだ本について振り返ってみませんか?(12月28日の日記)
冬休み二日目。「今日こそは宿題を進めよう」と思っていたものの、結果としては一文字も宿題は進みませんでした。明日からは本当に真面目にちゃんとやろうね。冬休みの期間も短いし。本当に、真面目に取り組もう。
何ならあと一週間ぐらいしかありませんからね。短すぎる。
本の振り返り
高校生になってから……つまり、今年の4月から、読み終わった本を並べるためだけの本棚を作った。これで自分が今年何を読んだのかがわかりやすくなる。そして、振り返りやすくもある。
サイズ的にハードカバーサイズの本は入らないのだが。
今年は合計で約39冊の本を読んだ。漫画は読書メーターで記録したりしなかったりと曖昧なので、漫画の数は省いている。
去年の合計が26冊だったことを踏まえれば読書量が増えたと言っても差し支えないだろう。一般的に見れば少ない方だし、読書好きとも名乗れないが(そもそも名乗るつもりは無い)学生なので仕方ない。映画を観ている時間を読書に充てれば読書量は物凄く増えると思うが、わざわざ映画の時間を読書のために省きたくは無い。
今年は主に『響け!ユーフォニアム』シリーズにハマった年であった。去年『リズと青い鳥』を観てからユーフォにハマってそのままの流れでアニメ版を鑑賞。そして、今年の一月に原作小説を読んで……気がつけば残すはあと三年生編だけになっていた。
やっぱりユーフォシリーズは面白い。青春の青さも苦さも友情も恋愛も、何から何まで愛おしい。逃げることなく人間関係や吹奏楽部の暗い部分をハッキリと描いているのに、読み終わった後にはこの時間が愛おしく感じてしまう。
これが特に顕著に現れたのが『飛び立つ君の背を見上げる』
この本は本当に素晴らしかった。本編中ではあまりフォーカスされないものの、存在感を発揮している夏紀の視点から、南中カルテットの大会後を描く……という、あらすじからして涙が溢れそうな物語だが、読み終わった後は涙が溢れすぎて大変だった。卒業式明けの朝のシーンが一番お気に入り。今思い返しただけでも泣きそうになる。
高校生になって一番最初に読んだ本は『ドクラ・マグラ』であった。
「読んだら気が狂う」と度々聞いていた本だったが、まあそれは誇張宣伝であった。が、物語も演出も今まで全く見たことが無いようなことの連発で、非常に面白い本であった。
本編の半分が論文と関連資料で占められている小説ってこれ以外にあるのか?
もしあったとしても、二番煎じにしかならなそうだが。
同じく「今までに見たことが無いようなミステリー」繋がりでいくと……
アラン=ロブ・グリエによる『消しゴム』もなかなか面白かった。彼は個人的に映画監督としての印象が強いが、小説も独特で彼らしい内容であった。
読者には事の真相が全て明かされているので、あまりミステリーらしくは無い。物語の内容も、端的に言うと主人公が街を歩き回るだけのシーンが大半を占めている。
それなのに全く飽きは来ないし、起承転結も成り立っていて面白いのだ。かなりおすすめの本である。
人生で初めて官能小説を読んだ。『百合ラブスレイブ 私だけの委員長』である。百合小説である。
読んだ感想としては……「日活ロマンポルノ映画ぽかった」って感想が最初に思い浮かんだ。定期的に挟まれる濡れ場、ストーリーは学園物なんだけどとにかく濡れ場が多い。でも、しっかりとストーリーは成り立っている。多分8割は性行為で占められているんだけど、その濡れ場を通して……主人公のギャルと周りから孤立してる委員長が関係を深めていくのが面白い。キャラもしっかりと立っているし、とてもエロなのでおすすめできる。実用性も高い。
同じような小説で言えば『彼なんかより、私のほうがいいでしょ?』と『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を百日間で徹底的に落とす百合のお話』も良かった。この二冊はどちらとも全年齢のラノベなのだが……性描写が物凄い。
言わばどちらとも、カラダで落とそうとする百合のお話である。つまり性描写が多くなるのは必然なのだが、まさか全年齢でここまで描写するとは思ってもいなかった。どちらとも本当におすすめ。こちらも実用性が高い。
今年の悪趣味小説は『隣の家の少女』でした。去年は『ソドムの百二十日』
起きている出来事や汚さグロテスクさで言えば『ソドムの百二十日』の方が何百倍も上なのだが……『隣の家の少女』はとにかく精神的に辛い。
一見6、70年代の青春小説っぽく始まるのがタチ悪い。中盤からは幼い少女が拷問を受けるだけの内容に変貌するのだが……
一応ジャンルは青春小説になっているせいで、日常と非日常が地続きになっているように見えて非常に気分が悪かった。地下室は完全に「非日常」の世界なんだけど、そのすぐ上では「日常」の世界があるし、少女を痛めつけた後は「日常」の世界へ帰っていく。
『ソドムの百二十日』は完全に「非日常」の世界であった。登場人物への共感は一切無く、ただただ巻き起こるスカトロと頭おかしい拷問を眺めるだけの小説であった。
『隣の家の少女』は読者すらもこの事件の目撃者にしてしまう。読んでしまった後は、主人公と同じように地下室の風景が脳に焼き付いてしまうのだ。
正直、絶対に二度と読み返したくは無い。でも、この体験は読んだ人にしかわからない体験だと思うから……一度読んでほしい。後悔することを承知の上で。
『その日、朱音は空を飛んだ』や『ただしい人類滅亡計画』など、まだまだ面白く印象に残っている本は沢山あるが……書くのも疲れたのでここまでにしとこう。
来年は50冊を目標に頑張っていきたい。来年の悪趣味本は……フォロワーさんがおすすめしているあの本にしようかな。
ちなみに、去年の3月に買った『罪と罰』はまだ上巻すら読み終わっていない。
2021年ももうすぐで終わるし、今年読んだ本について振り返ってみませんか?(12月28日の日記)
冬休み二日目。「今日こそは宿題を進めよう」と思っていたものの、結果としては一文字も宿題は進みませんでした。明日からは本当に真面目にちゃんとやろうね。冬休みの期間も短いし。本当に、真面目に取り組もう。
何ならあと一週間ぐらいしかありませんからね。短すぎる。
本の振り返り
高校生になってから……つまり、今年の4月から、読み終わった本を並べるためだけの本棚を作った。これで自分が今年何を読んだのかがわかりやすくなる。そして、振り返りやすくもある。
サイズ的にハードカバーサイズの本は入らないのだが。
今年は合計で約39冊の本を読んだ。漫画は読書メーターで記録したりしなかったりと曖昧なので、漫画の数は省いている。
去年の合計が26冊だったことを踏まえれば読書量が増えたと言っても差し支えないだろう。一般的に見れば少ない方だし、読書好きとも名乗れないが(そもそも名乗るつもりは無い)学生なので仕方ない。映画を観ている時間を読書に充てれば読書量は物凄く増えると思うが、わざわざ映画の時間を読書のために省きたくは無い。
今年は主に『響け!ユーフォニアム』シリーズにハマった年であった。去年『リズと青い鳥』を観てからユーフォにハマってそのままの流れでアニメ版を鑑賞。そして、今年の一月に原作小説を読んで……気がつけば残すはあと三年生編だけになっていた。
やっぱりユーフォシリーズは面白い。青春の青さも苦さも友情も恋愛も、何から何まで愛おしい。逃げることなく人間関係や吹奏楽部の暗い部分をハッキリと描いているのに、読み終わった後にはこの時間が愛おしく感じてしまう。
これが特に顕著に現れたのが『飛び立つ君の背を見上げる』
この本は本当に素晴らしかった。本編中ではあまりフォーカスされないものの、存在感を発揮している夏紀の視点から、南中カルテットの大会後を描く……という、あらすじからして涙が溢れそうな物語だが、読み終わった後は涙が溢れすぎて大変だった。卒業式明けの朝のシーンが一番お気に入り。今思い返しただけでも泣きそうになる。
高校生になって一番最初に読んだ本は『ドクラ・マグラ』であった。
「読んだら気が狂う」と度々聞いていた本だったが、まあそれは誇張宣伝であった。が、物語も演出も今まで全く見たことが無いようなことの連発で、非常に面白い本であった。
本編の半分が論文と関連資料で占められている小説ってこれ以外にあるのか?
もしあったとしても、二番煎じにしかならなそうだが。
同じく「今までに見たことが無いようなミステリー」繋がりでいくと……
アラン=ロブ・グリエによる『消しゴム』もなかなか面白かった。彼は個人的に映画監督としての印象が強いが、小説も独特で彼らしい内容であった。
読者には事の真相が全て明かされているので、あまりミステリーらしくは無い。物語の内容も、端的に言うと主人公が街を歩き回るだけのシーンが大半を占めている。
それなのに全く飽きは来ないし、起承転結も成り立っていて面白いのだ。かなりおすすめの本である。
人生で初めて官能小説を読んだ。『百合ラブスレイブ 私だけの委員長』である。百合小説である。
読んだ感想としては……「日活ロマンポルノ映画ぽかった」って感想が最初に思い浮かんだ。定期的に挟まれる濡れ場、ストーリーは学園物なんだけどとにかく濡れ場が多い。でも、しっかりとストーリーは成り立っている。多分8割は性行為で占められているんだけど、その濡れ場を通して……主人公のギャルと周りから孤立してる委員長が関係を深めていくのが面白い。キャラもしっかりと立っているし、とてもエロなのでおすすめできる。実用性も高い。
同じような小説で言えば『彼なんかより、私のほうがいいでしょ?』と『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を百日間で徹底的に落とす百合のお話』も良かった。この二冊はどちらとも全年齢のラノベなのだが……性描写が物凄い。
言わばどちらとも、カラダで落とそうとする百合のお話である。つまり性描写が多くなるのは必然なのだが、まさか全年齢でここまで描写するとは思ってもいなかった。どちらとも本当におすすめ。こちらも実用性が高い。
今年の悪趣味小説は『隣の家の少女』でした。去年は『ソドムの百二十日』
起きている出来事や汚さグロテスクさで言えば『ソドムの百二十日』の方が何百倍も上なのだが……『隣の家の少女』はとにかく精神的に辛い。
一見6、70年代の青春小説っぽく始まるのがタチ悪い。中盤からは幼い少女が拷問を受けるだけの内容に変貌するのだが……
一応ジャンルは青春小説になっているせいで、日常と非日常が地続きになっているように見えて非常に気分が悪かった。地下室は完全に「非日常」の世界なんだけど、そのすぐ上では「日常」の世界があるし、少女を痛めつけた後は「日常」の世界へ帰っていく。
『ソドムの百二十日』は完全に「非日常」の世界であった。登場人物への共感は一切無く、ただただ巻き起こるスカトロと頭おかしい拷問を眺めるだけの小説であった。
『隣の家の少女』は読者すらもこの事件の目撃者にしてしまう。読んでしまった後は、主人公と同じように地下室の風景が脳に焼き付いてしまうのだ。
正直、絶対に二度と読み返したくは無い。でも、この体験は読んだ人にしかわからない体験だと思うから……一度読んでほしい。後悔することを承知の上で。
『その日、朱音は空を飛んだ』や『ただしい人類滅亡計画』など、まだまだ面白く印象に残っている本は沢山あるが……書くのも疲れたのでここまでにしとこう。
来年は50冊を目標に頑張っていきたい。来年の悪趣味本は……フォロワーさんがおすすめしているあの本にしようかな。
ちなみに、去年の3月に買った『罪と罰』はまだ上巻すら読み終わっていない。
サウンドチェックをした(12月21日の日記)
明日は軽音の大会が行われるので、今日はサウンドチェックを行った。まあつまり、音を出したり調整したりして、観客の方まで聴こえるのかをテストする、ということである。
詳しいことは明日語ろうと思うが、人生の中で「こういう場」に一回も立ったことが無い自分にとっては初めての舞台であった。
サウンドチェックの時間は10分。その中でアンプに接続し音を出して、最後にサビ前まで演奏して何も問題が無いかを確認しなければならない。まあ何というか、非常に緊張した。舞台の上に立った瞬間は心拍数がBPM222だったんじゃないかと思う。それくらいに緊張した。
そして音出しの時。前奏を弾くと自分の背後から音が聞こえてきたので、何も問題は無いと考え「大丈夫です」とスタッフに伝えた。できるだけ早く進行しなければならないから、音が聞こえたのを確認した瞬間に「大丈夫です」とはっきり伝えた。
が、いざサビ前まで演奏してみると……何にも聞こえなかったのだ。ドラムやギターの音に紛れて、キーボードが虚しく小さく鳴っているだけである。よく耳を澄ませたらかろうじて聴こえる程度か。
しかし、「音を大きくしてくれませんか?」とスタッフに伝える時間は無く……今日のサウンドチェックは終わりを告げた。あと演奏できる機会はもう、本番しかない。
一応キーボード本体でも音の調整はできるから自分で大きくしてみようとは思うが……一体それがうまくいくのか。そもそも、緊張して脳がパニックになって頭が真っ白にならないか。音を外さないか、と数々の心配事が頭をよぎる。
結局明日の自分に任せるしか無いんですがね……
頑張れ、明日の自分。
せめて音は外さないでくれ。本当に。
今はただそれを願い続ける。
Youってやっぱり良い曲ですよね。