馬鹿な高校生の人生を破滅させようとする大人たち(10月12日の日記)

 昨日見た、高校生の同人誌転売に関してのニュースの続報が来た。

 正直、自分はこの高校生たちに良い印象は持っていないし、なんなら嫌悪感を抱くレベルで嫌いである。「ショーバイをしよう」という文字から嫌いなのだ。何だよ「ショーバイ」って。めっちゃイラッと来る文字だな。

 同人誌の高額転売に関しても一切擁護できない。そもそも最近はメロンブックスなどのサービスがあるから、地方民も同人誌を買える状況は十分に作られているわけで……そんな中、普通に買うよりも手数料で多く金を取って利益を上げた彼らには不快感しか湧かない。

 

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 朝、インターネットの様子を見ると特定作業で盛り上がっていた。アーカイブは残っているし顔出ししているし、特定班にとっては非常に好都合な状況だろう。案の定、彼らは本名や学校など特定されていた。

 インターネットの反応を見ると「人生めちゃくちゃになってほしい」「人生終了」など、まさに絵に描いたような地獄のインターネットがあった。ドラマなどでもよく見る光景である。

 

 高校生の彼らはもちろん悪だが、正義面して特定作業を進めている人たちも十分な悪である。そして、周りに群がっている人たちは他人の人生を娯楽化して、「人生めちゃくちゃになってほしい」と無責任な言葉を投げ捨てている。かなりグロテスクな光景である。

 インターネットに残った名前は一生消えないというのは常識だ。顔も名前も、一度誰かの手に渡ってしまうと絶対に消えなくなる。今回は特に大炎上だったから、絶対に消えることは無いだろう……

 これも一種の私刑である。 

 そもそも、事前に注意をしてくれる大人がいれば彼らも転売行為には手を出さなかったのだと思う。マトモな倫理観を持った大人が、正しい商売の方法を教えてくれたら……

 でもまあ、「高校生よ、ショーバイせよ!」なんてイベントを開催した大人がマトモな人であるはずが無い。 

 

 改めてインターネットは怖い場所であると痛感した。インターネットは怖い場所デスネー!