サウンドチェックをした(12月21日の日記)

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 明日は軽音の大会が行われるので、今日はサウンドチェックを行った。まあつまり、音を出したり調整したりして、観客の方まで聴こえるのかをテストする、ということである。

 詳しいことは明日語ろうと思うが、人生の中で「こういう場」に一回も立ったことが無い自分にとっては初めての舞台であった。

 サウンドチェックの時間は10分。その中でアンプに接続し音を出して、最後にサビ前まで演奏して何も問題が無いかを確認しなければならない。まあ何というか、非常に緊張した。舞台の上に立った瞬間は心拍数がBPM222だったんじゃないかと思う。それくらいに緊張した。

 そして音出しの時。前奏を弾くと自分の背後から音が聞こえてきたので、何も問題は無いと考え「大丈夫です」とスタッフに伝えた。できるだけ早く進行しなければならないから、音が聞こえたのを確認した瞬間に「大丈夫です」とはっきり伝えた。

 が、いざサビ前まで演奏してみると……何にも聞こえなかったのだ。ドラムやギターの音に紛れて、キーボードが虚しく小さく鳴っているだけである。よく耳を澄ませたらかろうじて聴こえる程度か。

 しかし、「音を大きくしてくれませんか?」とスタッフに伝える時間は無く……今日のサウンドチェックは終わりを告げた。あと演奏できる機会はもう、本番しかない。

 一応キーボード本体でも音の調整はできるから自分で大きくしてみようとは思うが……一体それがうまくいくのか。そもそも、緊張して脳がパニックになって頭が真っ白にならないか。音を外さないか、と数々の心配事が頭をよぎる。

 結局明日の自分に任せるしか無いんですがね……

 頑張れ、明日の自分。

 せめて音は外さないでくれ。本当に。

 今はただそれを願い続ける。

 

 Youってやっぱり良い曲ですよね。